ヒント

桃色の謎

壱(左上)の謎
ヒント1

まずは書かれている記号(×/○)をカタカナに直してみましょう。すると、「キ」に「バツ」で「ツバキ」、「バツ」に「ミ」で「ミツバ」となります。

ヒント2

カタカナと記号の読みをつなげて読むと、一番上は「キバツ」、真ん中は「バツミ」となります。これがそれぞれ「ツバキ」「ミツバ」になる法則を考えてみましょう。矢印の向きにも注目してみましょう。

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矢印の向きと同じように右から左に文字を読む法則になっていました。一番下の行にもこの法則で考えると、「マル」「ク」を右から読むことで、答えは「クルマ」となります。

弍(右上)の謎
ヒント1

「一桁の数字」「飛び回る虫」「植物のための容器」に共通する言葉を考えてみましょう。「一桁の数字」は全部で10個しかないので、ここから考えてみるのがおすすめです。

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「一桁の数字」の中で「飛び回る虫」にも「植物のための容器」にもなるものを考えると「8(ハチ)」が見つかります。(「飛び回る虫」は「蜂」、「植物のための容器」は「鉢」となります。)よって、答えは「ハチ」となります。

参(左下)の謎
ヒント1

まずはそれぞれの漢字を読みがなにしてみましょう。その上でヒントの「五文字の言葉を作る」を手掛かりにして、三つの行で5文字の言葉を作ってみましょう。

ヒント2

一番上は「はな」◯「あい」
真ん中は「げん」◯「つぎ」
一番下は「なま」◯「もの」
となります。丸に一文字ずついれて5文字の言葉を作りましょう。

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一番上は「し」を入れることで「はなしあい(話し合い)」、真ん中は「か」を入れることで「げんかつぎ(験担ぎ)」、一番下は「け」を入れることで「なまけもの(怠け者)」という言葉を作ることができます。丸に入れた文字を上から順番に読むことで、答えは「シカケ」となります。

まとめ(右下)の謎
ヒント1

盤面の15文字から一直線上に3つの答え、つまり「クルマ」「ハチ」「シカケ」を見つけて、塗り潰してみましょう。

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塗りつぶして残った7文字を上から読んでみると、「つつじがこたえ」となるので、答えは「ツツジ」となります。

青色の謎

壱(左上)の謎
ヒント1

右側の鳴き声を手掛かりに、動物の名前を左側に埋めてみましょう。すべて動物が埋まったら矢印が通った文字を順番に読みましょう。

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「メー」という鳴き声なのは「ヒツジ」、「モー」という鳴き声なのは「ウシ」、「カー」という鳴き声なのは「カラス」です。矢印が通った順に文字を読むと、答えは「スウジ」となります。

弍(右上)の謎
ヒント1

「ちからもち」は「力持ち」という単語を表しているわけではありません。「ち(血)から もち(餅)」と解釈して、「血」の絵から「餅」の絵まで迷路を辿ってみましょう。

ヒント2

「血から餅」のルート上の文字を読むと「はりがあるえのあいだ」となります。「針がある絵」の間の文字を読んでみましょう。

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「針がある」のは「血」の絵(注射器の針)と「時計」の絵(時計の針)でした。この二つの絵の間を読むと、答えは「カギ」となります。

参(左下)の謎
ヒント1

まずは漢字をひらがなに直してみましょう。例えば一番上の行は
なまり
つつ
となります。後ろのジグザグの矢印を手掛かりに法則を考えてみましょう。

ヒント2

漢字をひらがなに直すと、上に書かれたものはいずれも3文字、下に書かれたものはいずれも2文字となります。二つの単語の中心を揃えて書いて、ジグザグの矢印の順番に読むと、上下上下上と交互に文字が読まれるはずです。

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上下上下上と交互に文字を読んでいくことで、右の単語になるという法則でした。「さらち」「くも」でも同じように読んでいくことで、答えは「サクラモチ」となります。

まとめ(右下)の謎
ヒント1

まずは三問の答えを埋めて、数字の順番に読んでみましょう。すると「うさぎからくじ」となります。このような表現を今まで見なかったでしょうか?

ヒント2

「**から**」という表現は弍(右上)の謎に登場していました。「うさぎ」の絵から「くじ」の絵まで辿ってみましょう。「くじ」をどのように解釈するかがポイントです。

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「くじ」を「おみくじのくじ」ではなく「時刻の九時」と解釈することが重要でした。「うさぎ」の絵から「九時を指している時計」の絵まで辿ると、答えは「カモメ」となります。

橙色の謎

壱(左上)の謎
ヒント1

「太陽から一周つなげろ」という指示文が何を表すかを考えてみましょう。「太陽」を「日」と考えるとわかりやすいかもしれません。

ヒント2

「日」から一周するものといえば「曜日」でした。左に散らばる漢字にはそれぞれ曜日に使われる漢字が含まれているので、「日月火水木金土日」と一周するように繋いでみましょう。

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「昼」「服」「秋」「氷」「秋」「釜」「赤」「昼」の順番に繋ぎ、通ったひらがなを読むと「せいかいははいいろのもじ」となります。「灰色の文字」を上から読むことで、答えは「ミライ」となります。

弍(右上)の謎
ヒント1

三字熟語をふたつ作りましょう。「不景気」を作ってしまうと、残った漢字でもうひとつの三字熟語が作れないので、「不景気」は作らない方が良さそうです。

ヒント2

作る三字熟語のうちひとつは「殺風景」です。残った5文字から3つ選んでできる三字熟語を考えてみましょう。

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「殺風景」と「不気味」を作ることができました。残った「噌」と「扇」に対応するひらがなを左から読むと、答えは「シミ」となります。

参(左下)の謎
ヒント1

「ばばぬきしたいいし」が「たぬき」、「おなじもじもういないんだ」が「おうだん」となる法則を考えてみましょう。この二つの文章自体も法則をつきとめるためのヒントになっています。

ヒント2

緑の枠内にある言葉で「ばばぬき」、つまり同じ文字をペアで消してみましょう。「ばばぬきしたいいし」では「ぬきた」、「おなじもじもういないんだ」では「おうんだ」が残ります。

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緑の枠内で「ばばぬき」をした後に残った文字を並び替えることで矢印の先の言葉になるという法則でした。「あなたのとなりとりたいの」でも同じように「ばばぬき」すると「あい」の二文字が残るので、答えは「アイ」となります。

まとめ(右下)の謎
ヒント1

まずは三問の答えを埋めてみましょう。緑色の枠と矢印はどこかで見たことがありませんか?

ヒント2

緑色の枠と矢印は参(左下)の謎に登場していました。「みらい」「しみ」「あい」の7文字で「ばばぬき」をしてみましょう。

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「みらい」「しみ」「あい」でばばぬきを行うと「らしあ」の3文字が残ります。これを並び替えて言葉にすることで、答えは「アラシ」となります。

最後の謎

ヒント1

まずは3枚の言ノ葉を元に整理してみましょう。長月駅では「美しいものは循環している」という考え方があり、この『長月問答帖』も美しいようです。つまり、この『長月問答帖』も循環しているのではないでしょうか?

ヒント2

そう考えると、
桃色の謎のページ→青色の謎のページ→橙色の謎のページ→裏表紙と表紙のページ→桃色の謎のページ→...
と循環しているのではないかと考えられます。

ヒント3

つまり、裏表紙と表紙のページに最後の謎の答えが潜んでいると考えることができます。

ヒント4

もう一つ気になる発言について考えてみましょう。最後の謎が出題される前に駅長から「答えというのは大切にしているものの中にある」と言われました。また、言ノ葉によると「美しいものの中でも春夏秋冬や花鳥風月といったを大事にしている」と書かれています。

ヒント5

ということは、「春夏秋冬」や「花鳥風月」の中に「答え」があるということになります。『長月問答帖』の中から「春夏秋冬」や「花鳥風月」を探してみましょう。

ヒント6

たとえば桃の謎のページだと左上に「春」(「椿」の中)、左下に「花」を見つけることができます。この「中」を読んでみるとどうなるでしょうか?

ヒント7

桃の謎のページで「春」と「花」の中を読んでみると「つつじ」という言葉が隠れています。同じように青の謎のページにある「夏」と「鳥」、橙の謎のページにある「秋」と「風」の間を読んでみましょう。

ヒント8

桃の謎のページ:「春」と「花」の間で「つつじ」
青の謎のページ:「夏」と「鳥」の間で「かもめ」
橙の謎のページ:「秋」と「風」の間で「あらし」
となっていることが確認できます。そして、それぞれのページで季節と風物詩の中にある言葉は、そのページの謎で導かれる答え(「つつじ」「かもめ」「あらし」)と一致していることがわかります。
つまり、そのページの答えというのは【対応する季節と風物詩の間に隠れている】という法則があるとわかります。この法則をもとに考えると、裏表紙と表紙からなる最後のページの答えは何になるでしょうか?

ヒント9

最後のページには「冬」と「月」が対応していることになるので、その二つの間にある文字を読んでみましょう。

答えを見る

裏表紙に書かれた「冬」(「終」の中)、表紙に書かれた「月」の間を読むと、最後の答えは「おしまい」となります。